植物 考え方 自然治癒力

折れることもあります。つい手を出したくなります。でも本人の力信じて、見守ることも、時には必要かもしれません。

投稿日:2019年4月22日 更新日:

我が家には、ペペロミアという植物があります。

もともとは、葉っぱが4枚程度で、高さが5センチ程度で挿し木されたものでしたが、どんどん育ち、ある時高さが20センチを超えました。

それからしばらくたったある日、まっすぐに上に伸びていたはずの枝が、真横に倒れてしまいました。慌てて割り箸を2本縦につないだものを添え木にし、まっすぐ上に伸びていくようにしました。

それから2年ほど経つと、割り箸の長さをはるかに越えて、伸びていきました。このままではまた倒れてしまうと思い、半分の高さで切った枝を、また挿し木しました。

その後育ったペペロミア。再びある長さに到達すると、以前と同じように倒れてしまいました。

でも、今回は無理に添え木をしませんでした。倒れた状態のまま、数ヶ月たったある日、先の方が上に向かって伸び始めていました。

他の何かの力を借りることなく、自力で上に向かい始めたのです。

以前、無理やり添え木をして、上に向かせようとしたこともありましたが、そんなことはしなくてもよかったようです。

植物だけでなく、人間も、倒れたり挫折したり失敗したりストップしたりと、一時的には折れることがあるかもしれません。

でも、本人の力を信じて見守ることも、時には大切なのだと、ペペロミアから教えられました。

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