リフレクソロジー 施術 考え方 解剖生理

始めるきっかけは人それぞれ。でも、得られるものに無駄なものはありません。

投稿日:2019年8月17日 更新日:

長いブログになります。ご興味ある方は、覚悟の上でお読みいただければ幸いです(*´-`)

私がリフレクソロジーの勉強を始めたきっかけは、その効果を感じたからでもなければ、どんなものかも知らない状態からの、

「解剖生理と栄養学が学べます」

の一文を目にしたことでした。

当時、私は自動車会社で設計の仕事をしており、入社8年目、結婚して間もなく1年になろうとしていました。

その頃、自動車会社という男性中心の社会で働くことに限界を感じ始めていたため、女性であることが不利にならない、むしろ活かせる仕事はないか、と模索する毎日を過ごしていました。

そんな時に、手当たり次第探していたネット上に

「解剖生理と栄養学が学べます」

の一文を見つけ、これは何なのか!と、興奮したことを今も鮮明に覚えています。

結婚して家族の食事や健康のことも考え始めていたこともあり、とりあえず勉強したい!と思いました。

その一文が書かれていたのが、リフレクソロジーの通信講座の紹介だったのですが、リフレクソロジーという言葉もわからず、どんなものかも検討がつかないのに、既にやる気になっていました。

その後、リフレクソロジーのことを調べた上で、その講座を申し込みましたが、実際に施術を受けることになったのは、それから3ヶ月ほどたってからでした。

後からリフレクソロジーの効果や素晴らしさ、またそれに付随して身につくことなどを知っていくのですが、学ぶことを始めて、やはりこれで間違いではなかったと思うようになりました。

私の興味をそそった解剖生理と栄養は、仕事としてリフレクソロジーを提供するセラピストにとって必要不可欠な知識ですが、

それだけでなく、日常の生活にもとても役立つものであり、これを学べたことだけでも十分に価値を感じました。

当時、講座の申し込みから1週間たった日、妊娠していることがわかり、結果的に会社は産休、育休をとることができて、その間に資格を取得しました。

その上、育休取得中にリフレクソロジーを仕事にすると決めたため、会社もあっさりと辞めてしまいました。

これに至るには、当時の上司の計らいが大きく、今でもとても感謝しています。

そんな訳で、子供もできたこともあり、より健康に関心が高まり、リフレクソロジーで学んだ知識は、プライベートでも存分にその価値を発揮してくれました。

結局、リフレクソロジーの資格は、出産して子供が6ヶ月の時に取得したため、すぐに仕事として活動を始めることは、現実的に無理がありました。

そのため、リフレクソロジーの師である川口香世子先生 の勧めもあり、その後インストラクターの資格をとり、それからサロンとスクールを始めました。

その後も、ボディトリートメントやアロマセラピーを始め、必要な技術や知識を増やしながら、現在に至ります。

最初にお話した通り、私の動機は、先を見据えたものではなく、ただ、

「解剖生理と栄養学が学べます」

に心魅かれたことがきっかけでした。

でも、そこから学び、次々とやることが見つかり、休む暇なく進んできたことが、今につながっています。

何か自分の気になることがあったら、それは一つのきっかけにすぎないかもしれません。

それを少し動かすことで、次にすることも自然と見つかってきます。

きっかけは何であれ、動き出すことができたら、きっと全てが無駄ではないと感じるのだと思います。

長い間お付き合いいただき、ありがとうございました(*´-`)

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