リフレクソロジーを学ぶ時、足の骨を理解することがとても重要です。実際に見て触れることができるのは、表面に見えている皮膚ですが、骨の構造がわかるからこそ、足の各部分のことが理解できるからです。
そのために、なごみで勉強される受講生の方には、写真のような骨のモデルを、見て触って学習していただくようにしています。
人間の身体の骨の数の総数はだいたい200個ほどです。そのうち両足の骨の数は約50個あります。そう考えると、足だけで約4分の1を占めることになります。ちなみに手も同様です。
それほど多くの骨で出来上がっている足だからこそ、歩行ができて、複雑な動きができて、身体を支えることができています。
また、それだけ複雑に骨が動くことで、さまざまな障害も引き起こしやすくなります。
骨の配列が崩れたり、外反母趾のような変形が起こったりすることは、そのまま身体へ影響してきます。
例えば、親趾(足のゆびは ”趾” と書きます)は、首のあたりへの影響が出ます。外反母趾の方は、実際の首へ何らかの影響があると考えられます。
このように、ひとつひとつ理解を進めていくと、足の骨だけでは飽き足らず、全身の骨に興味がでてくるのです。