メンテナンス 東洋医学 解剖生理 陰陽五行

人間が生きているのは、あたたかくて、流れていて、柔らかいからです。

投稿日:

 人間が生きていると言えるのは、「あたたかくて、流れていて、やわらかいこと」だと、この十数年の間に勉強してきた中で学びました。

 逆に、生命がなくなってしまうと、「冷たくて、動かなくて、硬く」なってしまいます。

 この考えは、写真のようなイメージを持つとわかりやすく、常に私の中にあります。

 鍋のなかに入っている液体が、温かく動くように、下から温めます。火が消えてしまうと、液体は冷たく動かず硬くなってきます。人間でいえば、これは流れるもの全てに当てはまるので、血液などの液体はもちろん、神経の伝達に関わる物質の流れなどもあります。

 もう一つ大切なのは、温めすぎて湯気がでて、発散させてすぎてしまうと干からびてしまうことです。そうなると、やはり液体は固まってきてしまいます。これは、人間でいえば、気が抜けてしまう状態とも言えます。

 そのために、写真には無い、蓋をしてあげることも重要になってきます。この働きが、人間の肺で行っている呼吸になります。

 このような東洋医学的な考え方からも、自分達の身体のことを考えていくことができます。

 身体のパーツごとの働きをきちんとおさえた西洋医学的な「解剖生理学」でのベースを持った上で、身体を全体としてとらえる東洋医学的な「陰陽五行」といった考え方も、私たちの考え方に取り入れています。

  • ツイッターとフェイスブックで、ブログ更新のお知らせをしています。
    ↓ご興味がありましたらフォローしてくださいね。

    Twitter

    Facebook

 メンテナンス, 東洋医学, 解剖生理, 陰陽五行
 ブログ記事一覧

関連記事

好きなものに囲まれていると、きっと豊かになります。

 なごみのサロンに長く通ってくださるお客様のお一人、いしこゆかさん(ご本人に承諾を得て掲載しています)。彼女は私の友人でもあり、また世界を飛び回って活躍される、日本屈指の万華鏡に精通した方です。(ブロ …

始めるきっかけは人それぞれ。でも、得られるものに無駄なものはありません。

長いブログになります。ご興味ある方は、覚悟の上でお読みいただければ幸いです(*´-`) 私がリフレクソロジーの勉強を始めたきっかけは、その効果を感じたからでもなければ、どんなものかも知らない状態からの …

骨を制して、身体を知ることができます。

足の骨のモデル  リフレクソロジーを学ぶ時、足の骨を理解することがとても重要です。実際に見て触れることができるのは、表面に見えている皮膚ですが、骨の構造がわかるからこそ、足の各部分のことが理解できるか …

私たちが提供する施術は、医療や介護の現場で取り入れていただいてます。

私が所属するラホスでは、介護施設や障害者の施設、病院などで、少しでも身体が楽になるための施術を行なっています。 全国に会員がいて、各々地元での活動も行なっていますし、また、提供できる技術を磨き続けるた …

よい循環が、良い状態をつくりあげます。

 私たちが行う施術は、強い力をかけたり、一方的な圧を与えるものではありません。リフレクソロジーでも、ボディトリートメントでも、施術者から施術を受けられる方へ、何かが流れていき、またその流れがもどってく …